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発がん物質的外れについて

 
生命現象としてごくありきたりのこの事態が、どうしてがん組織の異常増殖に転換するのでしょうか

がんの原因の究明は、このプロセスをつまびらかにすることです。

免疫のメカニズムkじゃらそれを明らかにするまでは、がんの原因は発がん物質にあるといわれてきました。
しかし、免疫状態を調べていくとほとんどのガン患者に共通する傾向があるのです。

どの人もリンパ球が減少して、免疫抑制状態に陥っていたのです。

早期がん患者でもまったく同じことがいえます。
ここに発想の転換のきっかけがつかめたのでした。


原因は外からきているのではない。交感神経の緊張状態が長く続いているという異常状態
にあるyのではないか。
自律神経系の最大の持ち味はバランス力です。

この力が失われているのです。
副交換神経の優位な状態に戻ることができず、交換神経の異常な緊張によりリンパ球が減っている
のです。


発想をこのように転換して患者さんをしらべて行くと、ほとんどの方から強いストレス状態のエピソート
があり、そこから逃げ出せない働きすぎ
があり、

人にうちあけられない心の悩みがあったのです。


これががんの原因だったのです。





現在多くのがん遺伝子が発見されています。
しかし遺伝子自体ががんの原因ではありません。


がん遺伝子のほとんどは増殖関連遺伝子で、これらは正常な細胞が本来もっているものです。

正常な細胞が通常とは異なる頻度で増殖を強いられつづけると、増殖関連遺伝子に異常が起こり
その正常な細胞が悪化します。
そのプロセスにかかわる刺激こそが原因なのです。


がん患者への聞き取りから、交換神経刺激の持続が第一の原因として浮かびあがりました。
第二の原因として、交換神経刺激によって、活性化した顆粒球の存在が指摘されます。、

顆粒球の放出する活性酸素が上皮細胞を傷つけ、細胞の置き換えを促進するのです。

がんが起こる母体となる場所をみると、どこも再生が頻繁に行われている場所です。

外胚葉からできた臓器として皮膚と神経がありますが、その上皮、内胚葉からできた臓器である、
消化管と肝臓の上皮、上皮にまじりこんでいる腺組織すべて再生が頻繁に起こっている場所です。

またそこには常在菌がすみついています。
老廃物もでるし、増殖の失敗も起こります。それを処理するために顆粒球が押しかけ、
活性酸素をだします。

これが増殖関連遺伝子にダメージを与えて発がんさせるのです。
 

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